【四字熟語】
和羹塩梅
【読み方】
わこうあんばい
「わこうえんばい」とも読む。
【意味】
主君の施政を助けて天下をうまく治める大臣、宰相のこと。
【語源・由来】
種々の物をまぜ合わせて、味を調和させてつくった吸い物(あつもの)は、塩と、酸味をつける調味料(梅酢)とのほどよい加減でできることから。
【典拠・出典】
『書経』「説命・下」
和羹塩梅(わこうあんばい)の使い方
今の総理大臣は長期政権だよね。
和羹塩梅がいるから支えられているんだって、政治評論家の人が発言していたわよ。
じゃあ、次期首相は和羹塩梅のその人だね。
そうかもしれないわね。
和羹塩梅(わこうあんばい)の例文
- 和羹塩梅だった彼を切るなんて、正気の沙汰じゃない。
- 内閣に入閣するということは和羹塩梅であるべきなのに、目立ちたがり屋なあまり、調子に乗って失敗してしまう人がいます。
- 健太くんは表舞台には出てこないけれども、和羹塩梅として生徒会長のともこちゃんを裏で支えています。
- この国の問題点は、和羹塩梅が不在であることです。
- 首相を支える和羹塩梅のように、私の成功の陰にはマネージャーがいました。