【四字熟語】
移風易俗
【読み方】
いふうえきぞく
【意味】
風俗や習慣をよいほうへ導き変えること。また、風俗や習慣を改めること。
【語源・由来】
風俗移易を一字ずつ分けたもの。「易」はかえる、入れかえる意から。
【典拠・出典】
『孝経』
【英語訳】
change habit better
habitは「習慣」という意味の名詞。
英文例
政府は移風易俗の政策を行った。The government did the policy changing habit better.
英文例
政府は移風易俗の政策を行った。The government did the policy changing habit better.
移風易俗(いふうえきぞく)の使い方
今日社会科で習った日本史、おもしろかったわね
うん、江戸時代でも良い政治をやってた人もいたんだね
幕府が移風易俗な政治をやっていた時代があるって、知らなかったわ
今でも通用する話だよね
移風易俗(いふうえきぞく)の例文
- 良い政治家であれば、移風易俗の政策を実行することができるはずだ。
- 移風易俗の政治のおかげで、状況はかなり改善された。
- その国が急成長を遂げられたのは、移風易俗の政治があればこそだ。
- 今こそ移風易俗の政治を行わなければ、この国はもっと悪くなる。
- 国が荒れている状況を鑑みるに、移風易俗の政策を行なうことが急務だと考える人が多い。
まとめ
移風易俗(いふうえきぞく)は、風俗移易を一字ずつ分けたものから転じて、風俗や習慣をよいほうへ導き変えることを意味する言葉です。良い政治とは、この移風易俗(いふうえきぞく)を必ず伴うものです。逆に言えば、移風易俗(いふうえきぞく)をまったく考えていない政治は、いつの時代でも良くない政治だといえます。日本においても、江戸時代初期の大名「保科正之」が行った政治は、当時では考えられないほど庶民の生活のことを考えた良い政治でした。このように、移風易俗(いふうえきぞく)な政治は時代を問いません。現代の日本の政治が移風易俗(いふうえきぞく)まで考え抜かれた良い政治かどうか、一度考える必要があるかと思います。