【四字熟語】
危言危行
【読み方】
きげんきこう
【意味】
言語や行いを厳しくすること。また、言行を清く正しく保つこと。
【語源・由来】
「危」は前者のとき、言動を厳しくして俗に従わない、また、厳正にする意。後者のとき、高くする、正しく気高くする意。よって前者は「言を危しくし行いを危しくす」、後者は「言を危くし行いを危くす」と訓読する。別な訓読もある。
【典拠・出典】
『論語』「憲問」
危言危行(きげんきこう)の使い方
ともこちゃーん。何で僕はみんなに信用されないのかな。
普段の行いが悪いからね。危言危行を心がけていないからよ。
これからは危言危行を心がけるよ。
有言実行を心がけてね。
危言危行(きげんきこう)の例文
- 厳格な校長先生のモットーは、危言危行だ。
- 親が危言危行を旨とせずして、子に清く正しくを求めるのはいかがなものか。
- 健太くんは、日ごろから危言危行を念頭に置いて行動をしている。
- 空手を習い始めた健太くんは、師匠から危言危行を心がけ、心身を鍛えるよう教えられている。
- ともこちゃんは、生徒会長として、生徒の模範となるため危言危行を旨としている。