著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

金泥精描【きんでいせいびょう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
金泥精描

【読み方】
きんでいせいびょう

【意味】
金の顔料を用いて、くわしく細やかに絵を描くこと。

【語源由来】
「金泥」は、金粉をにかわで溶かしたもの。「精描」は、くわしく細やかに絵を描くこと。

【典拠・出典】

【類義語】
彫虫篆刻(ちょうちゅうてんこく)

金泥精描(きんでいせいびょう)の使い方

健太
ともこちゃん。僕の自慢の鯉のぼりを見てよ。
ともこ
うわあ。何だか本物みたいね。
健太
金泥精描の鯉なんだよ。職人さんの手書きなんだ。
ともこ
本当に空を泳ぐ鯉みたい。この鯉のように、健太くんが偉大な大人になるといいわね。

金泥精描(きんでいせいびょう)の例文

  1. ふすまに描かれた、金泥精描の虎は、よく見ると浮かび上がって、そこに虎がいるようだ。
  2. 健太くんの家のお宝は、金泥精描の竜の屏風です。
  3. ともこちゃんは、依頼主の望み通り、金泥精描の猫を描いた。
  4. 校長室にある金泥精描のヘビの絵は、夜中になると動き始めるという話だ。
  5. その日の夕暮れの海は、金泥精描の絵のようにきらきら輝ききれいだった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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