著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

勤倹質素【きんけんしっそ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

【四字熟語】
勤倹質素

【読み方】
きんけんしっそ

【意味】
仕事に励んでつつましく、ぜいたくをしないこと。

【語源由来】
「勤倹」は仕事に努め励むことと節約すること。「質素」は、衣食住に贅沢をしないこと。

【典拠・出典】

【類義語】
・簡素清貧(かんそせいひん)
質素倹約(しっそけんやく)

【対義語】
・奢侈淫佚(しゃしいんいつ)
・贅沢華奢(ぜいたくかしゃ)

勤倹質素(きんけんしっそ)の使い方

ともこ
健太くんのお兄さんは、この春就職したのよね?どんな感じ?
健太
終身雇用が確約されていない世の中だからっていって、勤倹質素に励んでいるよ。
ともこ
へえ。偉いわね。
健太
真面目過ぎていつかぷつんと切れるんじゃないかって心配してるんだけどね。

勤倹質素(きんけんしっそ)の例文

  1. 健太くんは、勤倹質素の精神で貯蓄を趣味としている若者だ。
  2. 死後の世界にお金を持っていくことはできないのに、勤倹質素に生きて何が楽しいんだ。
  3. ともこちゃんは、勤倹質素を旨とし、一心不乱に働いた。
  4. 今が楽しければいい健太くんには、勤倹質素の心がわからないんだ。
  5. バブル世代は、勤倹質素の生活に耐えることができない。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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