著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

月寒江清【げっかんこうせい】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
月寒江清

「月は寒く、江は清し」と訓読する。

【読み方】
げっかんこうせい

【意味】
月の光が川の水面に照り返し、空気は冷たく静まり返っている冬の夜の風景。

【典拠・出典】

月寒江清(げっかんこうせい)の使い方

ともこ
健太くん。こんなに寒い日に何で散歩なのよ。
健太
怒りを静めて景色をゆっくり見てごらんよ。月寒江清だよ。
ともこ
あら、きれいね。空気は凛として、月も川もきらきらしているわ。
健太
これを見逃すなんて選択肢はないでしょう?

月寒江清(げっかんこうせい)の例文

  1. 月寒江清の情景を絵に描きたくて、健太くんは、真冬の夜空の下に出かけた。
  2. ともこちゃんは寒がりだが、月寒江清の風景は好きだ。
  3. 健太くんは、月寒江清を見ていると、悩みがちっぽけに思えてくる。
  4. 月寒江清の眺めは、その澄み切った夜気のように、僕の心も澄み切ったものにしてくれるんだ。
  5. 健太くんが撮影した月寒江清の写真は、とても美しいものでした。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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