著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

霹靂一声【へきれきいっせい】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
霹靂一声

【読み方】
へきれきいっせい

【意味】
突然かみなりがとどろくこと。また、突然大声でどなること。

【語源・由来】
「霹靂」は突然鳴り響く激しい雷。「一声」は一つの音のこと。

【典拠・出典】

霹靂一声(へきれきいっせい)の使い方

健太
昨日はとてもびっくりしたよ。
ともこ
ああ、霹靂一声のことね。晴れていたのに、急に天気が変わったわよね。
健太
霹靂一声に驚いて、犬はベッドの下に隠れて出てこなくなるし、僕は茶碗を落として割ってしまうし大変だったんだよ。
ともこ
天気のことだからしょうがないけれども、大変だったわね。

霹靂一声(へきれきいっせい)の例文

  1. 「この人痴漢です」という霹靂一声に驚き、さらにその容疑者が自分であることに驚きました。
  2. 霹靂一声のあと、バケツをひっくり返したような激しい雨が降り注ぎました。
  3. 空が急に暗くなったと思ったら霹靂一声が聞こえたので、急いで洗濯物を家の中に取り込みました。
  4. いつも寡黙な健太くんの霹靂一声には驚かされました。
  5. 静かな昼下がりのカフェで霹靂一声が聞こえたので、居合わせた客は何事かと声がしたほうを見ました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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