【四字熟語】
硯池法船
【読み方】
けんちほうせん
【意味】
来世を願い経文を静かに写すこと。
【語源・由来】
「硯池」は、すずりの水をためるくぼんだ部分。硯の海。墨池。「法船」は、苦しい現世を渡る船に仏法をたとえた語。
【典拠・出典】
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硯池法船(けんちほうせん)の使い方
ともこちゃん。何をしているのー?
硯池法船しているのよ。
まだまだ若いのに、もう来世のことを考えているの?
備えあれば憂いなし、先手必勝よ。
硯池法船(けんちほうせん)の例文
- ともこちゃんは、勉強する前は硯池法船して心を落ち着ける。
- 健太くんは、硯池法船して納経しました。
- 硯池法船すると心が研ぎ澄まされ、いいアイディアが次々浮かびます。
- 健太くんは、雨の日は家にこもって硯池法船する。
- ともこちゃんは、硯池法船をしていたようで、部屋の中は墨の香りがした。