著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

合浦珠還【ごうほしゅかん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
合浦珠還

【読み方】
ごうほしゅかん

【意味】
一度失った大事な物が戻ってくること。

【語源・由来】
「合浦」は、中国の地名。

【典拠・出典】
後漢書』「循吏列伝」

【類義語】
・孟嘗還珠(もうしょうかんしゅ)

合浦珠還(ごうほしゅかん)の使い方

ともこ
失くしたお財布が戻ってきたのー。
健太
合浦珠還となるなんて、さすが日本だね。
ともこ
他の国だとこうはいかないのかしら。
健太
そうだろうね。

合浦珠還(ごうほしゅかん)の例文

  1. 振り込め詐欺で奪われた財産が、奇跡的に合浦珠還となった。
  2. ともこちゃんの指輪が、健太くんの捜索によって見つかり、合浦珠還となって、めでたしめでたし。
  3. 健太くんが失くしたとあきらめていた鞄が、合浦珠還となり、小躍りして喜んでいた。
  4. 合浦珠還みたいに戻ってきたら、どんなにうれしいか。
  5. 発信器をつけておいたおかげで、失くしたものが合浦珠還となりました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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