著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

自己顕示【じこけんじ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
自己顕示

【読み方】
じこけんじ

【意味】
自分の存在や価値を、ことさら人前で見せつけようとすること。また、自分の成功や功績をひけらかすこと。

【語源・由来】
「顕」は、あきらかにする。「顕示」は、はっきりと示すこと、明確に表に出して見せること。

【典拠・出典】

自己顕示(じこけんじ)の使い方

ともこ
先日逮捕された殺人犯は、自己顕示のために犯罪を犯したんですって。
健太
それは許せないね。
ともこ
目立ちたいなら、努力してノーベル賞受賞すればいいのよね。
健太
ノーベル賞ほどじゃなくても、人の役に立つ発明をしてもすごいと思うよ。

自己顕示(じこけんじ)の例文

  1. 健太くんは、エンディングロールの自分の名は、太く大きくしてほしいと自己顕示欲丸出しの要求をした。
  2. ともこちゃんはきれいなのに、自己顕示欲に乏しく、内向的でモデルに向いていなかった。
  3. 暴走族は、自己顕示欲が強い集団である。
  4. 健太くんは高飛車で自己顕示欲が強いので、友達から敬遠されがちです。
  5. 自己顕示欲が強い健太くんは、無視されるのが一番つらいんだ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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