【四字熟語】
情緒纒綿
【読み方】
じょうしょてんめん
「緒」は「ちょ」とも読む。
【意味】
情緒が深くて離れがたいさま。
【語源・由来】
「情緒」は、おりにふれて起こる、さまざまな思い・感情・気分。「纒綿」は、心にまとわりついて離れないさま。
【典拠・出典】
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情緒纒綿(じょうしょてんめん)の使い方
ともこちゃん。情緒纒綿たる風景だったね。
ええ。きっと、折に触れて思い出すことになるでしょうね。
何時間もかけてここまで来たかいがあったね。
本当によかったわ。
情緒纒綿(じょうしょてんめん)の例文
- おじいちゃんが住む町は、情緒纒綿たる下町のたたずまいだった。
- ともこちゃんの新作は、情緒纒綿たる小説だったので、今、余韻を楽しんでいる。
- その展覧会の絵は、情緒纒綿で忘れがたいものでした。
- 健太くんの情緒纒綿たる語り口は、評判がよく、ファンがたくさんいるんです。
- ふと目をあげると、車窓から見える景色は、一枚の絵画のように情緒纒綿たるものだった。