著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

生死不定【しょうじふじょう】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
生死不定

【読み方】
しょうじふじょう

「生死」を「せいし」と読み誤らない。

【意味】
いつ生まれて、いつ死ぬのかは、わからないということ。また、仏教のことばとしては、人生は、はかなくむなしいものだという意味。

【語源・由来】
「不定」は、仏教のことばでは、はかなくもろいこと。無常。

【典拠・出典】

生死不定(しょうじふじょう)の使い方

ともこ
健太くん。いつになったら真剣に勉強するの?
健太
生死不定っていうでしょう?今を楽しまないといつ死ぬかわからないじゃない。
ともこ
頭が悪いまま100年生きることになったら、それこそ大変よ。
健太
そろそろ勉強し始めます。

生死不定(しょうじふじょう)の例文

  1. 生死不定とはいえ、朝元気に出勤した主人が亡くなるなんて。
  2. 人間の一生は、生死不定で実に儚いものだ。
  3. 人生、生死不定でどんなにお金持ちでも偉人でも、死ぬ日を予想することはできない。
  4. 生死不定というから、でるだけ善行を積んでおきたい。
  5. 一寸先は闇、生死不定だから、一瞬一瞬を大事に一生懸命生きよう。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。