【四字熟語】
随風倒舵
【読み方】
ずいふうとうだ
「風に随い舵を倒にす」とも読む。
【意味】
大勢に順応すること。また、風まかせの意から、成りゆきにまかせる様をいうこともある。
【語源・由来】
風の向きによって舵の向きを変えるという意味から。
【典拠・出典】
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随風倒舵(ずいふうとうだ)の使い方
健太くんは、どっちに投票するの?
みんなが投票しそうな方に投票するよ。
それじゃあ随風倒舵じゃないの。自分の意見はないの?
いつも成りゆきにまかせているから、自分の意見なんて考えたこともないよ。
随風倒舵(ずいふうとうだ)の例文
- 選挙のたびに随風倒舵な姿勢では、この国は変わらない。
- 日本の公立の教育では、健太くんのような随風倒舵な生徒が育ちやすい。
- ともこちゃんのように尖った性格より、健太くんのように随風倒舵であるほうが波風は立ちにくい。
- 随風倒舵な健太くんは、どっちでもいいよ、ともこちゃんの好きにしたらいいよが口癖である。
- 今まで、随風倒舵というように、成りゆきにまかせて生きてきた健太くんは、生まれて初めて避けられない選択を迫られている。