著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

多感多愁【たかんたしゅう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

【四字熟語】
多感多愁

【読み方】
たかんたしゅう

【意味】
物事に感じやすく、憂いが多いこと。

【語源・由来】
「多感」は、物事に感じやすいこと。「多愁」は、憂いが多いこと。「感」「愁」それぞれに「多」を添えて意味を強めたことば。

【典拠・出典】

【類義語】
・多感多恨(たかんたこん)
・多感多情(たかんたじょう)
多情多感(たじょうたかん)
多情多恨(たじょうたこん)

【対義語】
・冷淡無情(れいたんむじょう)

多感多愁(たかんたしゅう)の使い方

ともこ
健太くん物憂げな顔ね。
健太
秋になると物悲しくなってしまうんだよね。
ともこ
健太くんは、多感多愁の人だもんね。
健太
早く冬にならないかなー。

多感多愁(たかんたしゅう)の例文

  1. ともこちゃんは多感多愁だから、詩人になれば感情豊かな作品を作ると思う。
  2. 健太くんは、多感多愁な人なので、人付き合いが苦手です
  3. 多感多愁の人である健太くんは、新しい環境になじめず心が病んでしまった。
  4. ともこちゃんは多感多愁な女の子なので、いつもため息をついています。
  5. 愁いを含んだ表情をしている健太くんは多感多愁で、人より繊細なんです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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