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多岐多端【たきたたん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
多岐多端

【読み方】
たきたたん

【意味】
多方面にわたって、仕事が多くて忙しいこと。

【語源・由来】
「多岐」は枝道が多いこと。転じて多方面。「多端」は、仕事が多いこと。「端」は、糸口。「岐」「端」それぞれに「多」を添えて意味を強めたことば。

【典拠・出典】

【類義語】
・俗謡多端(ぞくようたたん)
多事多端(たじたたん)
多事多難(たじたなん)

多岐多端(たきたたん)の使い方

健太
ともこちゃん。忙しそうだね。
ともこ
生徒会の仕事に部長の仕事、先生に言われる雑用と多岐多なのよ。
健太
代わってあげたいところだけれども、僕の能力じゃ無理だね。
ともこ
その気持ちだけでありがたいわ。

多岐多端(たきたたん)の例文

  1. 健太くんの仕事は、多岐多に渡っています。
  2. ともこちゃんほど多岐多に渡っているひとはいないだろう。
  3. 健太くんは多岐多で、ぼんやり考える暇もない。
  4. 多岐多な毎日を何年も送ってきたともこちゃんは、体調を崩しました。
  5. 健太くんは、多岐多に渡る仕事をすこしずつ整理しているようです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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