著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

多情多恨【たじょうたこん】の意味と使い方や例文(類義語)

【四字熟語】
多情多恨

【読み方】
たじょうたこん

【意味】
物事に感じやすいために、うらみや悲しみも多いこと。また、恋愛感情が豊かなさまにいう。

【典拠・出典】

【類義語】
・多感多恨(たかんたこん)
・多恨多情(たこんたじょう)

多情多恨(たじょうたこん)の使い方

健太
なんだか最近、生きるのがつらいなあ。
ともこ
多情多恨なタイプの健太くんは、傷つきやすくて毎日が大変でしょうね。
健太
そうなんだよ。こんなにつらい毎日なのに、生きる意味って何なのかな?
ともこ
生きている意味は幸せになることと彼のアリストテレスもいっているわ。この世に生まれてきた意味を見つけて幸せになりましょうよ。

多情多恨(たじょうたこん)の例文

  1. 健太くんは多情多恨だから、感情豊かな文章を書くことができるので小説家に向いているような気がします。
  2. 多情多恨なともこちゃんの心を救ったのは、仏陀の教えである「天上天下唯我独尊」でした。
  3. 健太くんは多情多恨な人なので、自分で自分を追い詰めて自死を選ばないか心配です。
  4. 多情多恨であるともこちゃんは、痛ましいニュースを見て、自分のことのように涙するのでした。
  5. ともこちゃんは恋愛体質なのか、多情多恨というのか、恋に泣き、恋に生きる人でした。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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