【四字熟語】
諸説紛粉
「諸説紛々」とも書く。
【読み方】
しょせつふんぷん
日本漢字能力検定
3級【意味】
いろいろな意見が入り乱れて、まとまりがつかないさま。また、さまざまな憶測が乱れ飛んで、なかなか真相がつかめないさま。
【類義語】
・議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)
・甲論乙駁(こうろんおつばく)
・紛紛聚訴(ふんぷんしゅうそ)
諸説紛粉(しょせつふんぷん)の使い方

この絵が、最近イタリアで見つかって、ダヴィンチの作かもしれないという話題の絵なのね?

この絵がダヴィンチの作かどうか、諸説紛粉としているんだって。

いつになったら結果が出るのかしらね?

うーん。分からないけれども、この絵はこの絵できれいだから、誰の作であろうともいい作品だと思うよ。
諸説紛粉(しょせつふんぷん)の例文
- 諸説紛粉、論旨は様々だけれども、どの説からも共通して言えることが一つだけあります。
- この山の名前の由来としては数々の説がありますが、いずれも明確な証拠が無く諸説紛粉の状態が継続しています。
- 恐竜が全滅したことは有名だけれども、理由として、小惑星衝突説、被子植物繁茂説など諸説紛粉としています。
- この病院に遊びに来る猫は、看護婦の話では、三、四匹いるという人あり、いや、十何匹いるんだよという人もあり、諸説粉粉でした。
- その起源は、諸説紛粉としていて定かではない。