【四字熟語】
述而不作
【読み方】
のべてつくらず
【意味】
古人の言動を伝え、述べるだけで、作り話はしない。天下の道理は、古人の論説中にすべて包含されているという意。孔子が学問に対する自分の態度を語った言葉。
【典拠・出典】
『論語』「述而」
述而不作(のべてつくらず)の使い方
牧師さんって、キリストの言葉を伝えるのが仕事、まさに述而不作だよね。
そうね。
じゃあ、聖書を読んでいれば誰にでもできる仕事?
深い信仰心と深い聖書への理解がないとできない難しい仕事よ。
述而不作(のべてつくらず)の例文
- 歴史という学問は、述而不作の姿勢で行うものだと思っていたが、常に歴史の解釈は変化し続けている。
- ともこちゃんは、述而不作のままではいけないと思い、自分の考えを加えることにしました。
- この行事は伝統的なものなので、述而不作なままでいいんです。
- 人類がみな述而不作の姿勢だったら、科学は進歩しなかったでしょう。
- 戦争中の悲劇は、事実のまま述而不作、後世に伝えていく。