【四字熟語】
末世澆季
【読み方】
まっせぎょうき
「まっせいぎょうき」とも読む。
【意味】
道徳や人情が軽薄になった末の世。
【語源・由来】
「末世」は、末の世。「澆季」は、道徳が薄れ人情が軽薄になった末世。「澆」は、薄い。「季」は、ここでは、末。
【典拠・出典】
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【類義語】
・澆季混濁(ぎょうきこんだく)
・末法末世(まっぽうまっせ)
末世澆季(まっせぎょうき)の使い方
何だか最近、物騒な犯罪が増えて、末世澆季だよね。
人情という概念を昭和に置いてきてしまった感じよね。
平成になって、さらに令和になって、どんどん荒れていくよね。
諦めないで。私たち若者の手で変えていきましょう。
末世澆季(まっせぎょうき)の例文
- 誰でもいいから電車内で人を刺したかっただなんて、末世澆季だ。
- 倒れている人を見て見ぬふりするとは、末世澆季、世も末だな。
- 末世澆季の世の中でともこちゃんの優しさは救いでした。
- 急にキレる人間が増えた気がする、末世澆季な今日この頃。
- 子供の声がうるさいからと、幼稚園の建設に反対意見が出るのは末世澆季の証拠です。