異端邪宗の意味(語源由来・類義語)
【四字熟語】
異端邪宗
【読み方】
いたんじゃしゅう
【意味】
その時代や社会で正統とされる教えから外れ、よこしまな教えだとして退けられる宗派や思想のこと。正統とする側が、異なる教えを強く非難するときに用いる言葉。

「異端邪宗」は、ある宗教や思想の立場から、正統ではない、よこしまな教えだと非難される宗派や考え方をいうんだ。強い否定の意味を含む言葉で、少数派の考えが実際に間違っていると確定するわけではないよ。

ニャルほど! 昔、ある宗派が別の宗派を「異端邪宗」と呼んで非難するような場面で使うんだニャ。オラ、ただ人と考えが違うだけなら、この言葉にはならないとわかったニャン。
【語源・由来】
「異端」は、その集団や時代に正統とされる教えから外れた立場のこと。「邪宗」は、正しくないとみなして非難する宗派や教えのこと。「異端」「邪宗」を重ね、正統とする側から異なる宗派や思想を強く否定する意味を表す。どの教えが正統とされるかは、時代や立場によって異なる。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・異端邪説(いたんじゃせつ)
・邪説異端(じゃせついたん)
「異端邪説」は、正統から外れたよこしまな説や教えを表す言葉。「異端邪宗」は、特に宗派や信仰を非難する文脈で使われる。どちらも強い否定的な語感を持つ。
異端邪宗(いたんじゃしゅう)の解説
カンタン!解説
「異端邪宗」は、ある宗教や思想を正統とする人たちが、そこから外れた宗派や教えを、正しくないものとして強く非難するときに使う言葉だよ。単に珍しい考え方や少数意見を表す言葉ではないんだ。
「異端」は、その時代や集団で正統とされる教えと異なる立場。「邪宗」は、正統とする側が相手の教えを誤ったものとして非難する言い方だよ。どちらも相手を否定する意味があるので、教えの内容を客観的に判定した言葉とは限らないんだ。
たとえば「ある宗派は異端邪宗とみなされ、排斥された」といえば、当時の権力者や正統派の人々が、その宗派を正統でないものとして扱ったということだよ。この言い方には、相手の教えを正統ではないとみなした側の評価が含まれているんだ。
異端邪宗(いたんじゃしゅう)の使い方

ともこちゃん、歴史の本で、ある宗派が昔「異端邪宗」と呼ばれたという話を読んだよ。

正統とされる教えとは違う、と批判されていたの?

うん。正統派の人たちが、自分たちと違う教えを強く非難するときの言葉なんだって。

なるほど。異端邪宗と呼ばれたからといって、その教えが本当に間違っていたとは限らないのね。
異端邪宗(いたんじゃしゅう)の例文
- かつてある国の支配者は、認めていない宗教を異端邪宗とみなし、厳しく取り締まった。
- 歴史の本には、正統派が異なる宗派を異端邪宗として排斥した例が紹介されていた。
- 当時の権力者は、ある宗派を異端邪宗と呼び、正統な教えではないと主張した。
- その時代に異端邪宗と批判された教えが、後の時代には広く受け入れられることもある。
- 宗派の対立を描いた歴史小説では、相手を異端邪宗と呼ぶ場面に、激しい非難の気持ちが表れていた。
- ある宗派は異端邪宗と非難されたが、その呼び方には正統派の立場からの評価が含まれていた。


















