【四字熟語】
磨揉遷革
【読み方】
まじゅうせんかく
【意味】
教え諭して、人をよい方向に導くこと。
【語源・由来】
「磨」は善をみがく、「揉」は欠点を正し直す意。「遷」は善にうつる、本来のよい状態に戻すこと。「革」はよい状態に改めること。
【典拠・出典】
欧陽脩「吉州学記」
磨揉遷革(まじゅうせんかく)の使い方
空手部の先生は、すぐに怒鳴ったり殴ったりするんだ。
磨揉遷革の教育が大事よね。
そうでしょう?先生の道着にカエルを入れただけで怒鳴るんだもん。ひどいよね。
それは健太くんがひどいわ。
磨揉遷革(まじゅうせんかく)の例文
- 非行に走った生徒にこそ磨揉遷革の教育が必要です。
- 教育係として磨揉遷革を心がけないと、パワハラで訴えられる。
- 根気強く磨揉遷革の指導をすれば、必ず生徒に伝わる。
- 体育の先生は、磨揉遷革の教育を大学で習わなかったのか、すぐ手が出る。
- 職人の世界でも磨揉遷革の教育をするなんて、時代は変わったね。