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無色透明【むしょくとうめい】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
無色透明

【読み方】
むしょくとうめい

【意味】
色がついていないで、すきとおっていること。また、そのさま。転じて、くもりがなく明らかなこと。意見などが偏っていないこと。同じ意味のことばを重ねて強調したもの。

【語源・由来】
「無色」は、色のないこと。転じて、一党一派に偏らないこと。「透明」は、すきとおること。くもりなく明らかなこと。

【典拠・出典】

無色透明(むしょくとうめい)の使い方

健太
ともこちゃん。この海を見てよ。
ともこ
殆ど無色透明ね。海の底で泳いでいる魚が見えるわ。
健太
とてもきれいだね。
ともこ
水泳が嫌いな私でも泳ぎたくなる海ね。

無色透明(むしょくとうめい)の例文

  1. 健太くんは、思想的には無色透明だ。
  2. 壁を無色透明にして、中の製造過程を見ることができるようにしてあります。
  3. コップの中には、無色透明の液体が入っていた。
  4. ピカピカに磨き上げられた無色透明のガラス窓に気が付かず、勢いよくぶつかってしまった。
  5. 空気は無色透明で、目に見ることはできないが、人間が生きるためには必要不可欠なものだ。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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