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無理無体【むりむたい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

無理無体

無理無体の意味(語源由来・類義語)

意味

【四字熟語】
無理無体

【読み方】
むりむたい

【意味】
相手のことをまったく考慮しないで、強引に物事を行うさま。

四字熟語の博士
「無理無体」という四字熟語は、相手の意志を無視して、無理に強行することを示しているんだよ。
相手の意見を聞かずに、自分の意思だけで物事を進める様子を表すんだ。
助手ねこ
なるほどな。それはつまり、「相手の気持ちを無視して、ワガママに行動する」ってことやな。
どんなに相手が困ってても、自分だけのことばかり考えて強行するんやな。
これは、「他人の意見も聞く大切さ」を教えてくれる言葉やで。

【語源・由来】
「無理」は道理の通らないこと。困難を承知で強引にやること。「無体」も道理をわきまえず、強引に物事を行うこと。無法。

【典拠・出典】

【類義語】
無理往生(むりおうじょう)
無理難題(むりなんだい)

無理無体(むりむたい)の解説

カンタン!解説
解説

「無理無体」という言葉は、考えもなしに、強引に物事を進める様子を表しているんだよ。あたかも自分のことだけしか考えてないような、自分勝手な行動を指すんだ。

「無理」という言葉は、自分でも無理だってわかってるのに、それでも無茶しちゃうこと。それに対して、「無体」っていうのは、ルールとかマナーを無視して、勝手に行動することを指すんだよ。

たとえば、「無理無体な要求」っていうときは、相手の立場とか考えも無視して、自分だけのことばかりを主張してるような、困ったちゃんの要求を表してるんだよ。

無理無体(むりむたい)の使い方

健太
ともこちゃん。お願い何も言わないでこの宿題をやっておいて。
ともこ
ええっ。私は今日、ピアノのレッスンで忙しいんだけど。
健太
何も言わないで、この宿題のノートを受け取って、代わりにやっておいてほしいんだ。頼んだよー。
ともこ
そんな無理無体なことを言わないでよ。

無理無体(むりむたい)の例文

例文
  1. 健太くんに無理無体に引張り出されたら、女の力ではかないません。
  2. コタツの中で幸せそうに寝ている猫を無理無体に追い出しました。
  3. 無理無体に生徒会長に就任させられた健太くんは、不本意そうな顔をしています。
  4. 彼らのほうから無理無体に持ちかけたのではなく、健太くんが誘ったようです。
  5. 錠のかかった入口のとびらを無理無体にあけようとしましたが、とびらは容易にあけることはできませんでした。

無理無体の文学作品などの用例

  1. お前達二人が之れほどの語らいとは知らずに、無理無体に勧めて嫁にやったは悪かった。<伊藤左千夫野菊の墓>

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