【四字熟語】
鶴髪童顔
「童顔鶴髪」ともいう。
【読み方】
かくはつどうがん
【意味】
老人の元気のあること。老いてなお精気盛んなこと。
【語源由来】
つるのように白髪で、幼い血色のいい顔をしている意から。「鶴髪」はつるの羽毛のように真っ白な髪であることから白髪の雅称。「童顔」は子供の顔のこと。また、子供のように血色のいい顔つきをいう。
【典拠・出典】
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【類義語】
・童顔鶴髪(どうがんかくはつ)
・白髪童顔(はくはつどうがん)
鶴髪童顔(かくはつどうがん)の使い方
うちのおじいちゃんは、毎日朝のジョギングを欠かさないし、町内会の集まりにも積極的に参加しているんだ。
町内会のお祭りでは、健太くんのおじいちゃんがカラオケを歌っていたけれど、とっても上手だったわね。
最近は、パソコンと英会話を覚えるために、教室へ通い始めたんだよ。いろいろなことに興味があると話していたよ。
鶴髪童顔というような人なのね。いつまでも元気でいて欲しいわね。
鶴髪童顔(かくはつどうがん)の例文
- 近所のおじいさんは鶴髪童顔というように、地域の活動に積極的に参加しているだけでなく、夫婦で海外旅行も楽しんでいるようで、うらやましい限りだ。
- 鶴髪童顔というけれど、うちの会社の会長は一生現役のつもりでいるといって、毎日営業に回っている。若い私たちよりもずっと活動的だと思う。
- 父は定年退職したあとは、毎日ゴルフに通っている。父のような人を、鶴髪童顔というのだろう。
- お隣の老夫婦は、国内のフルマラソンに参加することが生きがいだと話していた。鶴髪童顔というけれど、生命力に年齢は関係ないのかもしれない。
まとめ
いつまでも活動的で、心が若々しくいられることは素晴らしいことではないでしょうか。
老いていくことは、避けられないことです。しかし、鶴髪童顔というように老いてもなお活動的でいたいものですね。