【四字熟語】
敢為邁往
【読み方】
かんいまいおう
【意味】
目的に向けて困難をものともせず、自ら決心して、まっしぐらに進んでいくこと。
【語源・由来】
「敢為」は人がやらないことを積極的にやること。「邁往」はひたすらに進むこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・直往邁進(ちょくおうまいしん)
・勇往邁進(ゆうおうまいしん)
【英語訳】
Overcome the difficulties and go straight towards their goal.
敢為邁往(かんいまいおう)の使い方
健太君は将来、どんな職業につきたい?
僕はね、医者を目指したいんだ。たくさん勉強して、病気を完全に治したい。苦しんでいる人を、助けたいんだ。
だから、あんなに勉強しているのね。私も目標を持たなくちゃ!
絶対に達成できると信じて、敢為邁往するんだ。
敢為邁往(かんいまいおう)の例文
- 気持ちが落ち込んだ時は「敢為邁往」を自分に言い聞かせている。
- 今までの記録を抜くために、前向きに、ひたすら努力して、どんな困難にもくじけず敢為邁往しよう!
- 営業部の今年の指針は敢為邁往だ! 営業目標の達成ではなく、目標に向けてどう動くかが大事なのだ。目標を高いレベルで設定したのもそのためだ。
- 家族や友人に何と言われようと、自分の決めた道を敢為邁往していこうと思っている。
- どうしようもない不満があるのなら、行動にあらわすことだ。例え、無視されたり嘲笑されても自分の考えは発信できる。敢為邁往することによって、誰かの心に響くこともある。ただ思っているだけよりずっと良い。
- 敢為邁往、自分で決めた事だから、どんなに辛いトレーニングでも辛抱できる。
- 目標に向けて日々忙しく敢為邁往しているので、落ち込む暇などない。
- 銭形警部はルパン逮捕に向けて敢為邁往の精神で挑み続けている。【ルパン三世】より
まとめ
目標に向かって邁進する! 強い決意と実行力をあらわした四字熟語が敢為邁往だ。
まだ形になっていないものを追うという事には不安もつきものだ。
しかしながら、不安に精神を閉じ込めていては目標をつかむことはできない。
自分を信じて、前向きな気持ちで、ひたすら行動あるのみだ。
そうしているうち、いつの間にか目標に到達していることだろう。