左支右吾の意味(語源由来・出典)
【四字熟語】
左支右吾
【読み方】
さしゆうご
【意味】
あれこれと手を尽くして逃れたり、言い逃れをしたりすること。
あー、つまり「色んな手を使って言い訳や逃げ道を見つける」ってことやな。
どうにかこうにか、困った状況から逃げ出そうとするんやな。
これは、「逃げ道を探す機転」っていうのを教えてくれる言葉やね。
どうにかこうにか、困った状況から逃げ出そうとするんやな。
これは、「逃げ道を探す機転」っていうのを教えてくれる言葉やね。
【語源・由来】
左を支えて、右を防ぎとどめるということから。
「支」とは、支えるということ。
「吾」とは、防ぐ、とどめるということ。
【典拠・出典】
『宋史』
左支右吾(さしゆうご)の解説
カンタン!解説
「左支右吾」っていうのは、色んな手を使って逃げたり、ごまかしたりすることを表すんだよ。この言葉の由来は、左手で何かを支えつつ、右手で別の何かを止める、というイメージから来ているんだ。
「支」っていうのは、「支える」っていう意味で、「吾」は、「防ぐ」や「止める」という意味だよ。だから、「左支右吾」をするというのは、左右に手を振り回しながら、なんとか問題を避けようとする様子を表しているんだよ。
例えば、「彼は問題を解決するのではなく、いつも左支右吾を続けている」っていう風に使うと、「彼はいつも問題を解決するのではなく、何かと言い訳をして逃げている」という意味になるんだよ。
左支右吾(さしゆうご)の使い方
ともこちゃん、そんなに怖い顔をしないでよ。仕方なかったって言っているだろう。
健太くん、逃げてばかりいないでちゃんと説明して欲しいわ。どうして、約束を破ったの?
約束を破るつもりはなかったんだ。だけど、急に友達が誘いに来たのだから、断るわけにはいかないだろう。
左支右吾していても、許さないわよ。きっちり反省してもらいますからね。
左支右吾(さしゆうご)の例文
- 学校を黙って休んだことを母に問い詰められた兄は、いろいろな理由を並べて左支右吾しているけれど、母が納得するはずないだろう。早く謝ってしまえばいいと思う。
- 夫が無断欠勤していることを知り、理由を聞いたけれど、左支右吾するばかりで、本当のことは言えないようだ。
- これほど証拠が揃っているにも関わらず、彼はまだ左支右吾を続けているのか。大人しく事実を話したまえ。
- 君たちが密会して情報を流していたことは、もうわかっているんだ。これ以上左支右吾をしていないで、素直に白状しなさい。
- まだあきらめていないのか。彼女が話していることが本当だと、証人もいるんだよ。左支右吾をしていないで、君もそろそろ認めたらどうかな。
あれもこれもと、あらゆる手を尽くして難局を避ける様子を描いているんだ。