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昨非今是【さくひこんぜ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・英語訳)

昨非今是

昨非今是の意味(語源由来・出典・英語訳)

意味

【四字熟語】
昨非今是

今是昨非(こんぜさくひ)ともいう。

【読み方】
さくひこんぜ

【意味】
今までのまちがいに気づくこと。
また、そのことによって、今までの過ちを悟って悔いること。

四字熟語の博士
「昨非今是」という四字熟語は、今まで自分が間違っていたと気づき、それを認めて悔いることを示しているんだよ。
つまり、過去の失敗から学んで、今の行動を改めるということだね。
助手ねこ
あー、それって要するに、「今までのミスに気付いて、反省する」ってことやんな。
自分が過ちを犯してたことに、今頃気づいて悔い改めるんや。
これは、「失敗から学んで成長する」って意味があるんやな。

【語源・由来】
今日は正しくて、昨日までは間違っているということ。

「是」とは、正しいということ。
「非」とは、誤りということ。

「今の是(ぜ)にして昨(さく)の非なりしを覚(さと)る」の略のこと。

【典拠・出典】
陶潜「帰去来辞」

【英語訳】
complete reversal of values or ways of thinking (over time)
What appeared wrong in the past now appears right.
realizing and regretting the past errors of one’s ways.

昨非今是(さくひこんぜ)の解説

カンタン!解説
解説

「昨非今是」っていうのは、自分が過去に間違えてたことに気づくことを表すんだよ。それによって、今まで間違ってたことを悔いて、これからはちゃんと正しく生きようと思うことも含まれるんだ。直訳すると、「今日は正しく、昨日は間違ってた」って意味になるんだよ。

「是」は「正しい」、「非」は「間違い」っていう意味だからね。

元々は「今のにしてさくの非なりしをさとる」っていう長い言葉の短縮版なんだ。「今の是」は今正しく行動していること、「昨の非」は昨日まで間違えていたことを表しているんだよ。それを自覚するっていうのが「昨非今是」なんだね。

昨非今是(さくひこんぜ)の使い方

健太
昨日まで言っていることと、全く違うじゃないか。
ともこ
昨日までのことは、間違っていたといっているじゃない。
健太
そう言われても、昨日あんなに話し合ったのを忘れたのかい。
ともこ
よく考えてみたら、間違っていることに気づいたのよ。昨非今是を心がけているのよ。

昨非今是(さくひこんぜ)の例文

例文
  1. 長生きするうえで心がけていることは、なにかと先生に尋ねると、昨非今是をしていると答えてくれた。
  2. 昨日までと言っていることが違うと責められても、昨非今是を心がけているのだから、これかれのことについて話し合いたい。
  3. 間違いは誰にでもあるだろう。だからこそ、昨非今是で日々を過ごすことは大切だ。
  4. これまでのことは、間違っていた。今日からは、しっかりと働くよ。昨非今是を心がけて、これまでの行動を改めようと思う。

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