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集中砲火【しゅうちゅうほうか】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

集中砲火

集中砲火の意味(語源由来・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
集中砲火

【読み方】
しゅうちゅうほうか

【意味】
特定の人へ向けて、一斉に非難や批判を浴びせること。

四字熟語の博士
「集中砲火」という四字熟語はね、特定の人に対して一斉に非難や批判を向ける様子を表しているんだ。
一斉に多くの砲火が集中して打つという戦場のイメージからきているよ。
助手ねこ
あぁ、それは要するに、「特定の人にみんなで批判する」ってことやな。
戦場で砲火が一箇所に集まるみたいに、みんなの非難が一人に集中するんやな。
これは、「みんなが同じ人を批判する」って状況を表す言葉なんやで。

【語源・由来】
砲弾による攻撃を、一か所へ向けて一気に浴びせるという意味から由来。
「集中(しゅうちゅう)」とは、一か所に集めること。
「砲火(ほうか)」とは、大砲などを打ったときに出る火のこと。また、その弾丸のこと。

【典拠・出典】

【類義語】
・十字砲火(じゅうじほうか)

【英語訳】
concentrated fire; (drawing) intensive fire [flak, criticism] (from)

集中砲火(しゅうちゅうほうか)の解説

カンタン!解説
解説

「集中砲火」っていうのは、一つの目標に向けて強く攻撃をすることを表す言葉だよ。たとえば、戦争の時に大砲などで一箇所を集中的に攻撃することを指すんだ。それが、言葉になっていって、今では特定の人や物事に対して、たくさんの批判や非難が一気に集まる状態を表すこともあるんだよ。

「集中」っていうのは、「一つのところにまとめる」っていう意味があるんだ。そして、「砲火」は、大砲を発射した時に出る火、またはその砲弾自体を指す言葉なんだ。

だから、「批判の集中砲火を浴びせる」って言うときは、特定の人や物事に対してたくさんの批判を一気に向けることを表しているんだよ。どんなに困難な状況でも、自分の意見をしっかりと伝えることが大切だね。

集中砲火(しゅうちゅうほうか)の使い方

健太
今日の会議は大変だったよ。
ともこ
健太くんの発言で、一気に集中砲火になってしまったわね。
健太
こんなに大事になってしまうなんて、思っていなかったよ。
ともこ
誤解を招くような言い方をしてしまったことも、原因の一つかもしれないわね。

集中砲火(しゅうちゅうほうか)の例文

例文
  1. 最近はすぐに集中砲火を受けてしまう可能性があるから、言動にはよく気をつけなければいけない。
  2. 充分に注意していたけれど、一瞬の気のゆるみから出た言葉が、これほどの集中砲火を受けるとは夢にも思わなかった。
  3. インターネットの世界は、集中砲火を受けてしまうことがあるから、気をつけて利用しなくてはならないよ。
  4. 彼はあれほど集中砲火を受けたにも関わらず、コツコツと活動を続けている。
  5. 有名人がスキャンダルを起こすと、集中砲火を浴びせられてしまう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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