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秋霜烈日【しゅうそうれつじつ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

秋霜烈日

秋霜烈日の意味(語源由来・類義語・対義語)

意味

【四字熟語】
秋霜烈日

【読み方】
しゅうそうれつじつ

【意味】
①刑罰や権威、節操、意志などが厳しいこと。また、厳かなこと。
②日本における検察官記章(バッジ)のデザインに対する呼称。

四字熟語の博士
「秋霜烈日」という四字熟語は、とても厳しい態度や強い意志を示すことを表しているんだよ。
人の態度や意志が強く堅固で、あるいは権威が厳正で威厳のある様子を描いているんだ。
助手ねこ
つまり、「厳しいけど強く、しっかりとした態度や考え方をもつ」ってことなんやな。
秋の霜が厳しく冷たいように、夏の太陽がぐんぐん照りつけるように、自分の意志を強く持つかんじやで。
これは、「どんなに厳しくても自分の信念を守る大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。

【語源・由来】
秋の厳しく冷たい霜と、夏の暑い日差しという意味から由来。

【典拠・出典】

【類義語】
志操堅固(しそうけんご)

【対義語】
春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)

【英語訳】
harshnes/severity

秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)の解説

カンタン!解説
解説

「秋霜烈日」というのは、とても厳しいとか、厳かな状況を表す表現なんだよ。これは、秋の冷たく厳しい霜や夏の強烈な日差しをイメージして言葉にしたんだ。

「秋霜烈日」を使うときは、たとえば、裁判官がとても厳しく公平に裁定を下す状況や、人が自分の意志をしっかりと持って、一貫した行動を取り続けるような状況を指すんだ。

例えば、「秋霜烈日の裁定」っていう表現を使うときは、裁判官がとても厳しく、公正に、そして厳かに裁定を下したという意味になるんだよ。

秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)の使い方

健太
ちょっとしたいたずらのつもりだったのに、一週間おやつ抜きだなんて、ひどすぎないかい。
ともこ
健太くん、何度も注意されていることを、守らないからじゃない。
健太
何度も注意されているけれど、忘れてしまうのだから仕方ないだろう。
ともこ
健太くんのお母さんは、いたずらに対して秋霜烈日であることを示しているわ。

秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)の例文

例文
  1. 彼は、秋霜烈日という表情を見せて反論した。間違ったことは絶対に許せないという、彼らしい言動だと思った。
  2. それは彼女の秋霜烈日を現しているかのようだった。
  3. 秋霜烈日の検挙が行われて、一同はとても驚いた。しかし、今まで指摘されなかったこと自体が問題なのだ。
  4. 彼の秋霜烈日ぶりには、誰も頭が上がらない。あれほど強い意志を持っている人物は、そういないだろう。

秋霜烈日の文学作品などの用例

  1. あるいかえって一段秋霜烈日の厳を増したのではないかと思った。<石川啄木雲は天才である>
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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