進退両難の意味(類義語・英語訳)
【四字熟語】
進退両難
【読み方】
しんたいりょうなん
訓読みで「進退両(ふた)つながら難し」と読みます。
【意味】
どうにもこうにもならない様。にっちもさっちも行かないこと。
前進することも後退することもどちらも困難なことを示します。
ええと、それは「どっちに動いても困るような状況」ってことやな。
前に進んでも後ろに下がっても問題が発生する、ってわけやな。
これは、「ときどきは難しい決断をしなければならない」って教えてくれる言葉なんやで。
前に進んでも後ろに下がっても問題が発生する、ってわけやな。
これは、「ときどきは難しい決断をしなければならない」って教えてくれる言葉なんやで。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・進退艱難(しんたいかんなん)
【英語訳】
・in a dilemma
進退両難(しんたいりょうなん)の解説
カンタン!解説
進退両難は、「進むのも難しい、退くのも難しい」という状況を表すんだ。それぞれの字を見てみると、「進」は前に進むこと、「退」は後ろに下がることを指すよね。そして、「両」は両方を、「難」は難しいという意味だよ。
これらを組み合わせて考えると、「進退両難」は前に進むのも、後ろに下がるのもどちらも難しいという状況を指すんだ。
例えば、君がボスに向かって自分の考えをはっきりと伝えたいけど、それがボスを怒らせる可能性もある一方で、何も言わなければ自分の意見が無視されてしまうという状況を想像してみて。そのとき、君は「進退両難」の状況にいると言えるんだ。つまり、どちらを選んでも問題がある、という意味だね。
だから、この四字熟語は難しい選択を強いられているときや、どうにもこうにもならない困難な状況を表すのによく使われるんだよ。
進退両難(しんたいりょうなん)の使い方
選挙って本当に分からないものだね!
そうね、難しいわ!
昨日まで追い風で選挙戦は楽勝だと思ったのに、今は失敗を責められる立場になって・・・・・・
いずれにしても、党代表者は進退両難だわ、代表を辞めるに辞められないわね!
進退両難(しんたいりょうなん)の例文
- 党代表は今、進退両難のこの局面を打開すべく、策を練っていた。
- 将棋の指し手はまさに進退両難、投了もできない。
- 敵の武将は今や進退両難の極みに立たされていた。
進んでも問題があるし、退いても問題があるという、難しい立場を指しているんだ。