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五体投地【ごたいとうち】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
五体投地

【読み方】
ごたいとうち

【意味】
頭と両手(両肘)、両足(両膝)を地面につけて行う拝礼。仏教での最高の拝礼をいう。

【語源・由来】
「五体」はここでは頭と両手と両足の意味。

【典拠・出典】
無量寿経』「上」

【類義語】
・稽首作礼(けいしゅされい)

五体投地(ごたいとうち)の使い方

健太
チベットでは五体投地しながら巡礼する熱心な仏教徒がいるんだって。
ともこ
へえ。とてつもなく時間がかかりそうね。
健太
うん。とても時間がかかる過酷な旅なんだよ。
ともこ
巡礼自体が修行よね。信仰心は厚くなるし、五体投地をしながら丁寧に巡礼することで、仏様に思いが通じるでしょうね。

五体投地(ごたいとうち)の例文

  1. 奈良の大仏様の前で五体投地したら、まわりにいた観光客の人から貧血かと心配されました。
  2. うちは代々仏教徒で仏壇もあるのに、五体投地を知りませんでした。
  3. 御本尊の姿を拝見した瞬間、健太くんは、手を合わせるのではなく五体投地の礼をしました。
  4. ともこちゃんに悪いことをした、五体投地のように地面に全身を投げ出すように謝罪せねばならない。
  5. 五体投地をして自分の罪を悔い改めました。

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