刃傷沙汰の意味
【四字熟語】
刃傷沙汰
【読み方】
にんじょうざた
【意味】
刃物で人を傷つけるような争いや、騒ぎ。
つまり、刃物で人を怪我させるような大げんかや騒ぎを言うんやな。
それは、「大騒ぎや危ない争い」のことを示してるってわけやね。
なんや、めっちゃ大げさなイメージがあるな。こういうのは避けた方がいいんやろな。
それは、「大騒ぎや危ない争い」のことを示してるってわけやね。
なんや、めっちゃ大げさなイメージがあるな。こういうのは避けた方がいいんやろな。
【典拠・出典】
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刃傷沙汰(にんじょうざた)の解説
カンタン!解説
「刃傷沙汰」の一部である「刃傷」は、刃物で人を傷つけることを指す言葉だよ。例えば、ナイフや剣、はさみなどの刃物で誰かを傷つける行為がこれに当たるんだ。
もう一つの「沙汰」は、事件や事案、騒ぎを意味するよ。法律の世界では、「沙汰」という言葉は「裁判」や「判決」の意味も含んでいるんだ。
この二つの言葉が組み合わさって「刃傷沙汰」になるよ。つまり、「刃傷沙汰」とは、刃物を使った暴力事件や騒ぎ、それが裁判にまで発展するような深刻な問題を指す言葉なんだ。
例えば、「昨日のニュースで、近所のバーで刃傷沙汰が起こったって聞いたよ。」と言うと、近所のバーで刃物を使った争いや暴力事件が起こり、それが警察沙汰になった、またはそれがニュースになったという意味になる。
この言葉は、非常に深刻な事態を示すので、日常的な会話で使うことは少ないかもしれないね。でも、ニュースやドラマ、映画の中ではよく聞く言葉だよね。
また、「刃傷沙汰に及ぶ」という表現を使うと、その行為が本当に刃物が出てくるほどの深刻な事態に発展したという意味になる。これは非常に強い警告や非難の意味合いを含んでいるよ。
例えば、「彼の怒りはとうとう刃傷沙汰に及んだ」という表現を使うと、その人の怒りがピークに達し、ついに刃物を使って他人を傷つけるという重大な事態にまで発展した、という意味になる。このような表現は、本当に深刻な状況を強調するときに使われるよ。
刃傷沙汰(にんじょうざた)の使い方
昨日の父さんと母さんの夫婦喧嘩はすごかったよ。
へえ。物を壊す勢いだったの?
物を壊すどころか、刃傷沙汰になりそうだったから、僕が泣いて止めに入ったよ。警察を呼ばなくてはいけないかと思ったくらいに怖かったよ。
子はかすがいって本当ね。親の気分次第でこんなに子供が苦労するってわかってほしいわよね。
刃傷沙汰(にんじょうざた)の例文
- 彼ら二人は、肩を並べて見るような仲ではないし、本当なら刃傷沙汰に及んでも不思議はないほどの仇敵同士です。
- 昨晩、通りが騒がしかったのは、刃傷沙汰があったからのようで、被害者が倒れていました。
- 健太くんはもてるし、女の子には気のあるふりをしてみせるので、いつか刃傷沙汰になると思います。
- 干ばつが続き、このままでは、水を奪い合って刃傷沙汰が起きてもおかしくないくらいの緊迫感が漂っていました。
- 刃傷沙汰を目撃してしまったので、犯人から報復を受けないか心配で外を歩くこともできませんでした。
ちょっと危険な感じがあるね。