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鴉巣生鳳【あそうせいほう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

鴉巣生鳳の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
鴉巣生鳳

【読み方】
あそうせいほう

【意味】
愚鈍な親がすぐれた子を生むたとえ。また、貧しい家からすぐれた人が出るたとえ。

四字熟語の博士
「鴉巣生鳳」という四字熟語はね、からすの巣からおおとりが生まれるという意味があるんだ。
つまり、何か普通や平凡な状況から、とても優れたものが生まれることを表現しているんだよ。
特に、普通の親から優れた子が生まれたり、貧しい家から素晴らしい人が生まれたりすることを比喩しているんだ。
助手ねこ
ええっと、それは「なんてこったい、普通の家から超すごい人が生まれる」っていう意味なんやな。
親がただのからすやのに、子どもが立派なおおとりみたいなんやで。
貧乏な家からでもすごい人が生まれることがあるんやな。
これは、「どんな環境からでも素晴らしいものが生まれる可能性がある」って教えてくれる言葉やな。

【語源・由来】
鴉(からす)の巣に伝説の瑞鳥である鳳凰が生まれるという意味から。

【典拠・出典】
五灯会元』「一二」

【類義語】
・老蚌生珠(ろうぼうせいしゅ)
・珠生老蚌(しゅしょうろうぼう)
・老蚌出珠(ろうぼうしゅつしゅ)

【英語訳】
・A kite breeding a hawk
・A black hen lays a white egg.

鴉巣生鳳(あそうせいほう)の解説

カンタン!解説
解説

「鴉巣生鳳」っていうのは、からすの巣に凄く立派な鳥が生まれる、という意味なんだよ。普通、考えられないことだよね。だから、これを使って「普通じゃない親からすごくすごい子が生まれる」ことや、「貧しい家からすごくすごい人が出てくる」ことを表現するんだ。

「鴉」は、わかりやすく言うと、からすのことだよ。「鳳」は、想像上のすごく立派な鳥で、特別なことが起こると現れると言われているんだ。

日本語で読むときは「鴉巣あそうほうしょうず」と読むんだよ。ちなみに、この言葉の出どころは、「五灯会元ごとうえげん」という本だよ。

鴉巣生鳳(あそうせいほう)の使い方

健太
すごいね、海外の名門大学にも同時に合格するなんて!
ともこ
本当にすごいことだわ、びっくりよ。
健太
驚くべきなのは田舎の小さな米農家の生まれなんだって! どこで勉強したのかな?
ともこ
まさに鴉巣生鳳とはこのことね。

鴉巣生鳳(あそうせいほう)の例文

例文
  1. 鴉巣生鳳のごとく、彼は村の中でもことさら貧しい夫婦の元に生まれた。
  2. 今度就任する事務次官は鴉巣生鳳の呼び声が高い。
  3. 彼は鴉巣生鳳とはいえ、ここに至るまでに人一倍の努力もしている。
  4. 鴉巣生鳳の彼は、成人後、自分を送り出してくれた貧しい村のために尽力した。
  5. これぞ鴉巣生鳳、立身出世の中でも最も好まれる話だ。

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