花鳥諷詠【かちょうふうえい】の意味と使い方の例文(類義語・語源由来・英語訳)

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【四字熟語】
花鳥諷詠

【読み方】
かちょうふうえい

日本漢字能力検定
1級

【意味】
「花鳥」は、花鳥風月を略したもので、季節によって変わる美しい自然の風景。または、そのような自然の風景を題材にして、書画や詩歌を作って楽しむこと。「諷詠」は詩歌を詠ったり作ったりすること。
四季の移り変わりなどの自然の世界の事象と、それに影響される人間の世界の事象を、客観的にそのまま詠むべきであるとする俳句の理念の一つ。

【語源由来】
昭和初年、高浜虚子が提唱した俳句の理念。滑稽・閑寂という既成の俳句理念を捨てて、自然・人事を客観的にあるがままに詠み、十七字の形式を尊重し、季題の約束を守るところに叙景詩としての俳句が成立することを説いた。

【類義語】
・琴歌酒賦(きんかしゅふ)
・春花秋月(しゅんかしゅうげつ)
・雪月風花(せつげつふうか)
・風流韻事(ふうりゅういんじ)

【英語訳】
the beauties of nature as the key poetic theme
the central theme in composing poetry (haiku) must be the beauties of nature and the harmony that exist between nature and man.

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花鳥諷詠(かちょうふうえい)の使い方

ともこ
健太くんの絵は、花鳥諷詠のない武骨な絵ね。松の木が二本描かれているだけだわ。
健太
武骨じゃなくて、大胆な構図って言ってよ。ともこちゃんの絵は花鳥諷詠に基づいて、自然や季節を大事にして描かれた穏やかな絵だね。
ともこ
そう?健太くんの絵はよくよくみると、大胆な中にも、繊細な地塗りの効果が現れているわね。
健太
褒めてくれてありがとう。

花鳥諷詠(かちょうふうえい)の例文

  1. 苑子には「黄泉に来てまだ髪梳くは寂しけれ」のような句もあり、通常の花鳥諷詠の方法では扱うことのきわめて少ない非現実世界にも、出入りしている。
  2. 虚子のいう花鳥諷詠は自然を詠うものと考えられるが、その自然には人間も含まれている。
  3. 若いころは、花鳥風月を無視して生活していたものだが年をとってからは、花鳥諷詠を楽しめるようになった。
  4. ずっと、花鳥諷詠に基づいた俳句ができずにいたが、この地に来て自然に触れたことで、何かをつかめそうだ。
  5. 花鳥諷詠は、風は風のまま、感じた通りに俳句を作ればいいんだよ。
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