【四字熟語】
忘恩負義
「恩を忘れ義に負(そむ)く」とも読む。
【読み方】
ぼうおんふぎ
【意味】
恩を忘れ義理にそむくこと。
【語源・由来】
「忘恩」は恩を忘れること。「負義」は義にそむくこと。「負」はここではうらぎる、恩徳を忘れさからうこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・鳥尽弓蔵(ちょうじんきゅうぞう)
・得魚忘筌(とくぎょぼうせん)
・狡兎走狗(こうとそうく)
・狡兎良狗(こうとりょうく)
・兎死狗烹(としくほう)
忘恩負義(ぼうおんふぎ)の使い方
健太くん。あれだけ空手の先生にお世話になったのに、二人の恋路を邪魔するなんて忘恩負義ってもんよ。
そんなこと言ったって、嫌だよ。
健太くんがお姉さんに、先生の好意を伝えるだけじゃないの。別に健太くんが付き合うわけじゃないわ。
そうだけど、先生が兄さんになるかもしれないなんて嫌だよ。
忘恩負義(ぼうおんふぎ)の例文
- ライバル会社に転職するなんて忘恩負義だ。
- どんな理由があっても忘恩負義は倫理的に許されないでしょう。
- 先生の葬儀に出ないなんて忘恩負義もはなはだしい。
- 生き残るためとはいえ、そのために恩人を裏切るなんて忘恩負義ですよ。
- 忘恩負義な行為をする君のことを信用する人は一人もいないよ。