著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

朝耕暮耘【ちょうこうぼうん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
朝耕暮耘

【読み方】
ちょうこうぼうん

「朝に耕し暮れに耘(くさぎ)る」とも読む。

【意味】
農耕に励むこと。

【語源・由来】
「耕」はたがやす。「耘」は草ぎるという意味。

【典拠・出典】
輟耕録』「検田吏」

朝耕暮耘(ちょうこうぼうん)の使い方

ともこ
健太くんのおじいちゃんは、定年退職後何をしているの?
健太
田舎に土地を買って、せっせと朝耕暮耘しているよ。
ともこ
へえ。仕事柄、夜型の生活だったのに、早寝早起きの農家になったのね。
健太
そうなんだ。おかげでおじいちゃんは、病気知らずになったんだよ。

朝耕暮耘(ちょうこうぼうん)の例文

  1. 近い将来、食糧危機が訪れるといわれているから、朝耕暮耘してその時に備えたいと考えました。
  2. 朝耕暮耘して野菜をたくさん作り、家族の健康を守っています。
  3. いずれ会社を辞めて、朝耕暮耘する生活がしたいと思っています。
  4. 朝耕暮耘する生活を送るうちに、肌で季節を感じ、体内時間が整い、健康を取り戻しました。
  5. 70年間朝耕暮耘してきたおじいちゃんは、空を見るだけで天気を予想することができ、生きる気象衛星と呼ばれているんです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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