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擿埴冥行【てきしょくめいこう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
擿埴冥行

「冥行擿埴」ともいう。
「冥行して埴を擿る」とも読む。

【読み方】
てきしょくめいこう

【意味】
学問をするのに、その方法を知らないことのたとえ。

【語源・由来】
「擿埴」は盲人が杖で地面をたたきながら道を行くこと。「擿」はさぐる。「埴」は地面・粘土質の土。「冥行」は暗闇を歩くこと。

【典拠・出典】
法言』「修身」

擿埴冥行(てきしょくめいこう)の使い方

ともこ
昔の人たちは、擿埴冥行というように、手探りで研究を続けて偉大な発見をしたんだからすごいわよね。
健太
そうだよね。地球の周りを太陽が回っていると信じられていた時代に、地動説を唱えて証明して見せた人たちも擿埴冥行だっただろうね。
ともこ
衛星なんて空に飛んでいない時代だったから、試行錯誤の連続だったでしょうね。
健太
そういった先人たちのおかげで、僕らは教科書を通して学ぶことができるんだからありがたいことだよね。

擿埴冥行(てきしょくめいこう)の例文

  1. 今まで研究されたことのない分野だったので、擿埴冥行でした。
  2. 擿埴冥行なままでは方向性が定まらないと思ったので、専門家に意見を求めました。
  3. ともこちゃんは当初、擿埴冥行というように手探りでとにかく少しでも多くのデータを集めて研究を進めようとしていました。
  4. 参考になる論文がなかったので擿埴冥行、試行錯誤の研究をしました。
  5. 初心者の集まりで、擿埴冥行、手探りで始まった研究会でしたが、今では世に認められる論文を書くまでになりました。

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