著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

朝種暮穫【ちょうしゅぼかく】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
朝種暮穫

【読み方】
ちょうしゅぼかく

【意味】
朝植えて暮れには収穫すること。方針が一定しないこと。

【典拠・出典】
漢書』「郊祀志」

朝種暮穫(ちょうしゅぼかく)の使い方

ともこ
健太くん。大事な書類をもってきているわよね?
健太
えっ。昨日、やっぱり持っていかないっていうことになったじゃないの。
ともこ
そのあと、やっぱり必要という話になったじゃないの。まさか持ってきていないの?
健太
朝種暮穫だったから、何が何だか分からなくなってしまったんだよ。

朝種暮穫(ちょうしゅぼかく)の例文

  1. 君のように朝種暮穫な指示を出す上司だと、部下たちが右往左往して弱っているじゃないか。
  2. 朝種暮穫だと失敗しやすいから、ちゃんと細部まで決めてからこの事業に取り組み始めましょう。
  3. 会社の方針が朝種暮穫だと、社員は方向性を見失いやる気をなくしてしまいます。
  4. 約束事が朝種暮穫で、ともこちゃんの気分次第で変わるので、健太くんはいつもとまどっているようです。
  5. 子育ての考え方が朝種暮穫だと、子供は伸び伸びと育つことはできないし、子供にとってはははなはだ迷惑な話です。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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