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苦口婆心【くこうばしん】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
苦口婆心

【読み方】
くこうばしん

【意味】
相手を気づかい、何度も教えさとすこと。

【語源・由来】
「苦口」は厳しいいさめの言葉。口に苦いことから苦言ともいう。「婆心」は老婆のような慈愛の心。老婆心。

【典拠・出典】

苦口婆心(くこうばしん)の使い方

ともこ
健太くん。テストでまた赤点をとったの?
健太
そうなんだ。先生もあきらめてしまって、答案を返却する時、眉をしかめていたけれども無言だったよ。
ともこ
苦口婆心、繰り返しになるけど、一生懸命勉強をしないと、健太くんが何か夢を見つけた時に、かなえることが出来なくなるわよ。
健太
うーん。夢を見つけてからでは遅いかなあ。

苦口婆心(くこうばしん)の例文

  1. 虫歯が出来てから後悔しても遅いので、毎日歯磨きをちゃんとするように苦口婆心しました。
  2. 苦口婆心、何度も言うけど、姿勢が悪いとピアノが上手にならないよ。
  3. かわいいからこそ苦口婆心、何度も注意するのに、生徒は嫌な顔をするだけで、僕の気持ちが伝わらない。
  4. 苦口婆心で何度も言っているのに、聞く耳を持たない子だね。
  5. 苦口婆心、繰り返し、あの川は流れが急だから子供だけで遊びに行ってはいけないと注意してあったのに・・・。

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