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動静云為【どうせいうんい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
動静云為

【読み方】
どうせいうんい

【意味】
人の言動のこと。

【語源・由来】
「動静」は日常の行動、立ち居振る舞い。「云為」は言行。

【典拠・出典】
朱熹「中庸章句序」

動静云為(どうせいうんい)の使い方

ともこ
健太くん。こんなところで鼻をほじって、恥ずかしく思わないの?
健太
大丈夫だよ。誰も見ていやしないよ。
ともこ
動静云為は意外と人に見られていたり、聞かれていたりするものよ。ちなみにあそこに防犯カメラがあって、警備員さんに見られているわよ。
健太
うわあ。恥ずかしい。これからは気を付けよう。

動静云為(どうせいうんい)の例文

  1. 壁に耳あり障子に目ありというから、動静云為には気を配りましょう。
  2. 健太くんの動静云為なんて、たいてい何にも考えていないでやっていることが多いんだから気にしないほうがいいわよ。
  3. ともこちゃんは、責任ある立場にいる人なんだから動静云為には気を付けないといけません。
  4. 政治家は、非公式の場であっても動静云為に注意しないと、マスコミにたたかれて炎上します。
  5. 人の動静云為ばかり気にしていないで、自分のことをもっと気にしたらどうかしら。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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