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鳶飛魚躍【えんぴぎょやく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・英語訳)

【四字熟語】
鳶飛魚躍

【読み方】
えんぴぎょやく

【意味】
万物が自然のあるべき姿に従い、自由に楽しんでいることのたとえ。またそのような自然の理の作用のこともいう。君主の恩徳が広く及び、人々がそれぞれの能力によって、それぞれ適所を得ていることのたとえ。

【語源・由来】
鳶が空を飛び回り、魚が水の中を踊るという意味から。

【典拠・出典】
詩経』「大雅・旱麓」

【英語訳】
birds fly in the sky and fishes swim in the water

英語例文
大きくなったら鳶飛魚躍しているような自由な人生を生きたい。
When I grew up I would my life to be free as birds fly in the sky and fishes swim in the water.

鳶飛魚躍(えんぴぎょやく)の使い方

ともこ
健太くんの大好きなチームの監督が変わっちゃったらしいわね!よくわからないけどいいことなの?
健太
俺はとってもいいと思ってるよ!チームの調子もだいぶ上がってるしね!去年の今頃と比べると全然違うもん。
ともこ
そうなんだ!それじゃあ変わって良かったんだ!チームも好調ならいいじゃない!
健太
うん!前の監督はやっぱりあの選手の使い方を間違えていたんだよ!去年と動きが全く変わってるからね、今年は鳶飛魚躍してるよ!

鳶飛魚躍(えんぴぎょやく)の例文

  1. 俺の同期のライバルが配属された部署ではみんながそれぞれ好きなように仕事を進められるらしい。実際その部署は会社内でもいつもいい成績を出している。それに比べてうちの部署は。。。あの部署のように鳶飛魚躍させて欲しい。
  2. 今の人間の社会はどこかに無理があるように感じる。俺のしているこの仕事も必要があるのかわからないと考えるようになって来た。動物たちのように鳶飛魚躍、自然に則した生き方をしてみたい。
  3. 僕は大きくなったら家の庭に池を作ってそこに鯉や金魚を飼いたい。金魚や鯉が好きなのはもちろんだが、魚の泳いでいる姿はまさに鳶飛魚躍という感じがして見ていてとても楽しくなるからだ。
  4. あの少年野球の監督は自分の子供ばかりひいきして采配も何も考えていない、だからいつも負けるんだ。それぞれの子にいいところがあるのに全く勿体無い。俺が監督をやったらみんなの良さを活かしたチームにして鳶飛魚躍させてあげられるのに。
  5. 人の上に立つということはとても難しいことだと思う。責任も大きくなり、人を使うのは疲れる。その中でそれぞれをうまく使いみんなを鳶飛魚躍させることが上に立つ人のあるべき姿だと思う。

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