【四字熟語】
円頂黒衣
【読み方】
えんちょうこくい
【意味】
僧のこと。
または、丸めた頭に墨染めの法衣(ほうえ)の僧の姿かたちのこと。
【語源・由来】
「円頂」は髪を剃って、丸めた頭のことで、「黒衣」は墨染めの法衣(ほうえ)、僧侶の服の意味です。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・円頂緇衣(えんちょうしい)
【英語訳】
priest
円頂黒衣(えんちょうこくい)の使い方
この間、親戚一同集まって、おばあちゃんの3回忌にお寺に行ってきたんだ。
3回忌でもお経とか読むの?
うん、しっかり読んでもらったよ。
まさに円頂黒衣、お寺の僧侶にお願いしたよ。
まさに円頂黒衣、お寺の僧侶にお願いしたよ。
親戚のみんなも集まって、天国のおばあちゃんも喜んでいるよね、きっと!
円頂黒衣(えんちょうこくい)の例文
- いつもの茶屋に案内されてみると、ほかにもう一人客がいた。円頂黒衣の老僧がお茶を飲みながらたたずんでいました。
- 恐怖におののきながらお札に手を合わせ、お経を読みあげた途端、円頂黒衣の姿が現れ、その怪物から私たちを救っていただいた。
- 父から受け継いだ円頂黒衣の道を極め、檀家の皆様、そしてかけがえのない地域社会に貢献していくと、固く心に誓った。
- かくれんぼで隠れた円頂黒衣の姿がどこを探しても見当たらない。子どもたちはお寺に帰ったと思い、それぞれ子どもたちも家に帰ってしまった。
まとめ
円頂黒衣(えんちょうこくい)の意味は僧そのものを指し、丸めた頭に墨染めの法衣(ほうえ)の僧の姿かたちのことです。「円頂」は円い頂きという意味から髪を剃って、丸めた頭、つまり坊主頭のことで、「黒衣」は黒い服、つまり墨染めの法衣(ほうえ)、僧侶の服の意味です。頭を丸め、黒い僧侶の服を着た、僧侶独特の姿・形を表しています。