著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

徴羽之操【ちうのそう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
徴羽之操

【読み方】
ちうのそう

【意味】
正しい音楽のこと。

【語源・由来】
「徴羽」は五音(音楽の五つの音色、宮・商・角・徴・羽)の徴と羽。「操」はあやつる、うまくつかうという意味。

【典拠・出典】
淮南子』「説林訓」

徴羽之操(ちうのそう)の使い方

健太
この音楽は徴羽之操だね。
ともこ
絶対音感の持ち主である健太くんが徴羽之操だと言うなら間違いないんでしょうね。
健太
聴いていてとても心地がいい徴羽之操だよ。
ともこ
音程が狂っている音楽が流れていると、健太くんはいつもとても気分が悪そうにしているもんね。

徴羽之操(ちうのそう)の例文

  1. 徴羽之操を聴くと、赤ちゃんは穏やかな顔をして深い眠りにつくそうです。
  2. この店は、徴羽之操が流れているので勉強がはかどり集中することができます。
  3. 徴羽之操が流れていると気分と音楽が調和し、心地よくなりリラックスできるものです。
  4. ともこちゃんが奏でる音楽は、徴羽之操で安心して聴いていられるんです。
  5. 徴羽之操ならいいけれども、昨年のようにそれぞれが好き勝手にばらばらな演奏するようなら聴きに行きたくないです。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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