【四字熟語】
浮花浪蕊
【読み方】
ふかろうずい
【意味】
取り柄のない平凡なさまのたとえ。
【語源・由来】
「浮」も「浪」も、ともにあてにならないことで、「蕊」は花のしべ。実を結ばないむだ花のこと。
【典拠・出典】
韓愈「杏花」
浮花浪蕊(ふかろうずい)の使い方
どうしたら芸能界で活躍することができるのかな?
ずばぬけてかっこいいか、ずばぬけて個性的な顔じゃないとだめだと思うわ。
浮花浪蕊な僕の顔じゃあ無理かあ。
そうね。芸能界入りはあきらめて別の道を探しましょうよ。
浮花浪蕊(ふかろうずい)の例文
- 健太くんが描く絵は浮花浪蕊で、ありきたりで心に響かないんだよね。
- 浮花浪蕊な少年だった健太くんが、大学デビューを果たし、姿も生活スタイルも派手になっていました。
- この花は浮花浪蕊に見えるけれども、ほかの植物に与える影響はとても大きいんだ。
- 150周年記念に発売する新商品が、こんな浮花浪蕊なものでいいと思っているのか。
- ご飯とお味噌汁は浮花浪蕊かもしれないけれども、毎日食べても飽きないし、なんといっても簡単にできて体にいいんだよ。