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盈満之咎【えいまんのとがめ】の意味と使い方や例文(出典・類義語・英語訳)

【四字熟語】
盈満之咎

【読み方】
えいまんのとがめ

【意味】
満ちれば欠けるということからの戒め。すなわち、物事が十分に達成されて満ち足りた後には、かえって禍いを招くという戒め。

【典拠・出典】
後漢書』「折像伝」

【類義語】
・盛者必滅(じょうしゃひつめつ)
盛者必衰(じょうしゃひっすい)
・盈則必虧(えいそくひっき)
栄枯盛衰(えいこせいすい)
・栄枯浮沈(えいこふちん)

【英語訳】
ups should be downs in life

upは「昇ること」という意味の名詞。downは「下がること」という意味の名詞。
英文例
盈満之咎には十分気をつけよう。Be carefully to ups should be downs in life.

盈満之咎(えいまんのとがめ)の使い方

ともこ
今度のテストの結果が張り出されていたわね
健太
見たよ、ともこちゃんすごいじゃない、学年10位に入ってたよ
ともこ
今回はがんばったからね。でも慢心して盈満之咎にならないようにしないと
健太
ぼくも勉強がんばらなくちゃ

盈満之咎(えいまんのとがめ)の例文

  1. 我が社の業績は3年前にピークを迎えた。その後は主力商品が市場に飽きられたのか業績はどんどん悪化し、盈満之咎の状態だ。
  2. 生活も仕事も充実していて、今が人生のピークな気がする。今後、悪くなっていかないように盈満之咎に気をつけよう。
  3. 私の父は盈満之咎が口癖で、何事もうまくいっているときこそ注意が必要だといつもいっていた。
  4. 彼女は高校生のころから文才があり、ついに作家デビューしたのだが、デビュー作が一番ヒットして、あとは全然だめだった。まさに盈満之咎だったのだ。
  5. 私は念願のプロ野球選手になれたのだが、1年めの成績がもっとも良く、あとは下る一方だった。いまにして思えば一年目に盈満之咎に気をつけるべきだった。

まとめ

「盈満」は十分に満ちることから、盈満之咎(えいまんのとが)は、「満ちれば欠ける」という道理のことをいい、物事が最高点に到達するとかえって災いを招くという戒めのことを表す言葉となりました。何にでも絶頂の時期があるものですが、そんな時こそ盈満之咎(えいまんのとが)を思い出して、急激に悪い方向に落ちていかないように十分注意しましょう。


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