著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

浮声切響【ふせいせっきょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
浮声切響

【読み方】
ふせいせっきょう

【意味】
軽い音声と重々しい響き。声・響き・リズムの軽重や高下をいう。また、古い漢語の平声と仄声のこと。

【語源・由来】
「浮声」は軽やかに浮き上がった声。「切響」は重々しくつまった声調。また、鋭く厳しい響きをいう。

【典拠・出典】
宋書』「謝霊雲伝・論」

浮声切響(ふせいせっきょう)の使い方

健太
浮声切響って漢詩にとって大事なルールなんだって。
ともこ
そんなルールを考えずに、漢詩を読んでいたわ。
健太
浮声切響を守って読んだら、より味わい深いものになるかもしれないね。
ともこ
早速読んでみましょう。

浮声切響(ふせいせっきょう)の例文

  1. 浮声切響が心地よく、いつまでも聞いていたい。
  2. ともこちゃんは浮声切響を整えて、すばらしいリズム感のある漢詩を作る。
  3. 健太くんは、浮声切響の配置を考え、組み立てるように漢詩を作る。
  4. 歌の練習で先生の指導通りにすると、浮声切響が整いました。
  5. 浮声切響を整えることで、劇的に作品の雰囲気が変わりました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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