【四字熟語】
浮声切響
【読み方】
ふせいせっきょう
【意味】
軽い音声と重々しい響き。声・響き・リズムの軽重や高下をいう。また、古い漢語の平声と仄声のこと。
【語源・由来】
「浮声」は軽やかに浮き上がった声。「切響」は重々しくつまった声調。また、鋭く厳しい響きをいう。
【典拠・出典】
『宋書』「謝霊雲伝・論」
浮声切響(ふせいせっきょう)の使い方
浮声切響って漢詩にとって大事なルールなんだって。
そんなルールを考えずに、漢詩を読んでいたわ。
浮声切響を守って読んだら、より味わい深いものになるかもしれないね。
早速読んでみましょう。
浮声切響(ふせいせっきょう)の例文
- 浮声切響が心地よく、いつまでも聞いていたい。
- ともこちゃんは浮声切響を整えて、すばらしいリズム感のある漢詩を作る。
- 健太くんは、浮声切響の配置を考え、組み立てるように漢詩を作る。
- 歌の練習で先生の指導通りにすると、浮声切響が整いました。
- 浮声切響を整えることで、劇的に作品の雰囲気が変わりました。