著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

月明星稀【げつめいせいき】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
月明星稀

【読み方】
げつめいせいき

【意味】
英雄の出現で群雄の影が薄くなるさま。

「月明」は、月の明るいこと。あきらかな月影。月あかり。

【語源・由来】
月が明るいと、星の光は見えづらくなることから。

【典拠・出典】

月明星稀(げつめいせいき)の使い方

ともこ
健太くん。何で泣いているのよ。
健太
運動神経が抜群でイケメンの転校生がきたおかげで、僕を含むその他男子は、いわゆる月明星稀の状況になってしまったんだよ。
ともこ
健太くんは、もともと影が薄いじゃないの。あんまり状況は変わらないわよ。
健太
そんなあ。あんまりだー。

月明星稀(げつめいせいき)の例文

  1. 健太くんはまさにヒーロー、我々は霞み、月明星稀となった。
  2. ともこちゃんのあんな優秀な姿を見せられたら、月明星稀、我々はともこちゃんに遠く及ばない。
  3. 健太くんは絶対的な英雄すぎて、まさしく月明星稀という状況だ。
  4. 月明星稀というが、月とはともこちゃんのこと、星は私たちのことを言うのだろう。
  5. 健太くんは、月明星稀である状況で、ともこちゃんが英雄であることを認めざるを得なかった。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。