【四字熟語】
愚公移山
【読み方】
ぐこういざん
【意味】
何事も根気よく努力を続ければ、最後には成功することのたとえ。
【語源・由来】
愚公という老人の家の前に二つの大きな山があり、どこに行くにも迂回しなければいけなかった。不便なので山を切り崩し、平にしようとしたときに嘲笑するものもいたが、何代にも渡ってやれば出来ると山を崩し始めた。愚公の熱意を感じた天帝が二つの山を移した故事から。
【典拠・出典】
「列子」湯問
愚公移山(ぐこういざん)の使い方
ともこちゃーん。次のテストまでに猛勉強をして全教科80点以上を目指すなんて、到底無理だよ。
あきらめたらそこで終わりよ。愚公移山、あきらめずに続ければ、必ず良い点数をとることが出来るわ。
せめて、次の次のテストを目標に定めようよ。
健太くんは自分を甘やかしすぎなのよ。さあ、頑張るわよー。
愚公移山(ぐこういざん)の例文
- 黒部ダムは不可能な工事と言われていましたが、愚公移山の気持ちで完成しました。
- 身長が小さいからとあきらめず、愚公移山というように練習を続けた結果、レギュラー入りできたのです。
- 愚公移山、何度も挑戦して、今回初めてエベレストに登頂できました。
- 愚公移山、模試でD判定だったのにあきらめなかった健太くんは、東大に合格しました。
- 愚公移山というように、無駄な努力なんてない、いつか成功する日が来る。