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葷酒山門【くんしゅさんもん】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
葷酒山門

【読み方】
くんしゅさんもん

【意味】
修行のじゃまになるので、臭いものや酒を寺院に持ち込んだりそのような物を飲食した者は寺院の中に入ってはいけないということ。

【語源・由来】
「葷」は、ニラやネギなどの臭い野菜。「酒」は酒のことで、どちらも修行の邪魔になり、不浄のものとされている。「山門」は、寺の門、寺院のこと。主に禅寺の門の脇に設置されている石碑に、「不葷酒入山門」と刻まれていて、その語を略した言葉。

【典拠・出典】

葷酒山門(くんしゅさんもん)の使い方

ともこ
健太くん。先生の家に遊びに行くときの手土産は何にしたの?
健太
むふふ。おじいちゃんおすすめの焼酎だよ。
ともこ
ええっ。先生の家はお寺よ。葷酒山門って知らないの?お酒は持ち込めないわ。
健太
何だって。それは困った。じゃあ焼酎はおじいちゃんにあげるか・・・。

葷酒山門(くんしゅさんもん)の例文

  1. 葷酒山門、焼き肉を食べた後、寺院の門をくぐることはできない。
  2. 葷酒山門というのに、寺院巡りツアーの観光バスの中でお酒を飲んでしまいました。
  3. 葷酒山門、昨日食べたニンニクのにおいがまだ消えないから門をくぐることが出来ません。
  4. 葷酒山門というけれど、ノンアルコールならいいのかしら?
  5. ねぎとカモ肉をしょってお寺に遊びに行ったら、葷酒山門を知らないのかと門で止められました。

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