著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

薄利多売【はくりたばい】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
薄利多売

【読み方】
はくりたばい

【意味】
利益を少なくして品物を多く売ること。高値で売るよりは数をこなして総勘定でもうけをねらう商法。

【典拠・出典】

薄利多売(はくりたばい)の使い方

ともこ
健太くんの家のお店は薄利多売で、とても儲かっていそうね。
健太
それが、このところ、この町の人口が減ってきているでしょう?だからお客さんが減って、安く売ってもたくさん売れなくなったんだ。
ともこ
それは困ったわね。配送サービスを始めて遠方のお客さんも取り込んだらどうかしら?
健太
それはいいねえ。提案してみるよ。

薄利多売(はくりたばい)の例文

  1. オープン当初は薄利多売でいい、広告費だと思ってどんどん安く売ろう。
  2. 卵を薄利多売して、ほかの高い商品を一緒に買ってもらうというのはどうでしょう?
  3. 会員にだけ薄利多売し、会員のニーズにこたえることができる会員のための会員によるお店にしました。
  4. 一人でも多くの人にコーヒーのおいしさを知ってもらいたいので薄利多売しています。
  5. 仕入れコストが上昇して薄利多売では利益が出なくなって、このビジネスモデルはそろそろ限界です。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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